2019/5/1-3 網走・知床旅行

1日目 網走(令和初日)

元号が変わったおめでたき日!令和初日! 行ってきました! 博物館 網走監獄! 出だしから最高ですね! これはいい令和になるの間違いないですね!! ちなみに中では「令和」という官房長官のあれを模した看板を持っての記念撮影コーナーが設けられていました。それでいいのかなと思いつつそこは私も日本人、しっかり便乗して記念撮影キメてきましたよ! この博物館は現在の網走刑務所とは別のもの。移築前の建築物を文化財として保管してあります。 「刑務所前」というバス停もありますが、こちらとは別になるので注意しましょう。 それなりの広さがある+割と中に入れる部屋が多いので、明治の建築が好きな方にはとても楽しいんじゃないかと。 ここのメインは庁舎! 中央から四方に広がる牢屋を一気に眺められる建築は圧巻。 各廊下はこのようになっており、左右に独房があります。 この独房、それぞれ柱が台形になっており、通路を歩く看守からは中の様子が見え、中からは外が見えない仕組みになっています。 当時は各部屋に暖房器具がなくて、このストーブだけで全体の暖を取っていたんだとか。 金カム白石のモデルになったS氏のマネキンもありました。 ガイドさんに話を聞くと、更にどうやって逃げたかなど詳しい話も聞けます。 館内には彼の肉声インタビューもありました。 ちなみに建物各所にマネキンが設置してあり当時の様子が再現されています。 これが表情とか仕草が妙にリアルで結構ビックリ。夜中に見たら泣くと思う。 他にも水門や教言毎(かい)堂(漢字が出ませんでした)、当時使われていた独居房など色々見ることができます。 歴史館もありまして、当時囚人たちが運んでいた荷物の重さを体験したりすることもできます。 博物館を見学後、ホテルへチェックイン。そのまま道の駅「流氷街道網走」へ。 冬は流氷見学用の船も出ているそうですが、今は売店のみ営業していました。 網走道の駅で売っていた流氷ソフト。 ミント+レモン+パチパチするやつがかかっていてなかなかさわやかなお味。 冬でも美味しかったですが、夏に食べたらもっと美味しいだろうなと! 晩御飯は網走に来たら飲もうと思っていた流氷ドラフトビール! 青色のビールですが、サイダーぽくもあるので全然抵抗はありませんでした。 味も苦みなどは少なく飲みやすい。 ご飯は和牛カルパッチョ(左)や旬の寿司(右)。 トロももちろんなのですが、貝の味が濃いし、ウニもくさみが少なくて美味しい! 寿司の隣にあるのはつぶ貝のバター焼きです。これも美味しかった…! ちなみに空弁は天むすでした。 しかし具は一口じゃないと食べづらい+お米は2口で食べた方が楽、というなかなか一筋縄ではいかないお弁当でした。

2日目 清里・ウトロ・知床

知床清里町パノラマ周遊~~知床五湖、と観光ツアーをぎゅっとひとまとめ。 「ウエネウサルみどり」さんに網走知床間の送迎・ツアー案内と1日お世話になりました。
裏摩周展望台
霧の摩周湖、と言われ、実際に見られる確率は50%という摩周湖。 生憎ながら完全に霧で何も見えませんでした。摩周湖は下に降りられないそうで、展望台から見られない場合はアウトだそうです。 綺麗だろうこれ…この先に湖があるらしいんだぜ…。
神の子池
私が一番楽しみにしていた場所! 当日、曇天だったので心配でしたが 曇りでもちゃんと青い!! 写真以上に美しい青が見られます。これは必見。 これ、水中に降り積もった火山灰の反射光によって青く見えるのだそうで、人間以外には青く見えないんだとか。 夏以降に来ると赤い魚が泳いでいて更に綺麗なんだそうです。そちらも見たいな~。
さくらの滝
夏に来ると産卵のために川にもどってくるサケ科の魚たちが、滝を必死に乗り越えようとする様子が至近距離で見られる場所なんだそうで。けもの道しかないため、シーズンになると大変混雑するのだとか。 まぁ5月だったので! 綺麗な滝でした!!
宇宙展望台
晴れていると知床連山など周囲一体が見渡せる場所。 ここは夜空が綺麗なのでこの名なんだそうです。 でも風が吹いたり人が歩いたりすると結構揺れるので、高所恐怖症の人はちょっと覚悟が必要かな…。
天に続く道・オシンコシンの滝
『天に続く道』は晴れていると空まで一直線に伸びる道路が見られる場所なんだそうです。東京近郊ではあまり見られない綺麗な一本道でした。 オシンコシンの滝はマイナスイオン大盤振る舞い! 冬に浴びなくてもという気はしないでもなかったけど気持ちよかったです。 ここの川は魚が育っていないので、さくらの滝みたいに滝登りをする魚はいないそうな。
知床岬
天気がいいと北方領土なんかも見えたりするそうですが、ご覧くださいこの天気! 山頂だけあって、気温は0度!寒かった!!
知床五湖
世界自然遺産・知床五湖。 今年から、登録者以外は5/9まで五湖全て回ることができないということになったらしく、今回は『一湖』『二湖』だけを回る小ループというコースを歩きました。 今の時期は白菖蒲がたくさんですが、これから熊のご飯になるのでほぼほぼ掘り起こされてしまうものだそう。 自然保護地区のため、周囲の森が深くどこでヒグマとこんにちはするか分からない緊張感がありました。 実際、ヒグマが出ては通行止めになるのは日常茶飯事なのだとか。 そんな感じでこの日のコースは変更…だったのですが1回にとどまらず。 知床五湖コース→(熊の調査のため立ち入り禁止)→森歩きプラン→(熊が出た)→フレポの滝→(予定30分前に熊が出た)→森づくりの道 というヒグマガチャを引き当てまくり、結局プランが3回変更になりました。 そんなわけでちょっと珍しいクマ遭遇看板。 車道でヒグマ本体とも遭遇したので、本当にヒグマガチャSSRの一日でした。 しかし車道で山の中にいる姿を見るだけでも体躯は大きく、間近で遭遇は避けたいな…と思わせる姿でした。 モフモフですし、顔は可愛かったんですけどね!遠くからがいいな! そんなツアーも無事終了し。最後は酒菜亭 喜八というお店で珍しいクジラの肉を食べました。 珍しかったので部位のメモ。燻製であってたかな?ちょっとうろ覚えです。 クジラ肉、赤身部分は鹿肉に似てる感じ。他はザ・脂身って感じであまり味はしませんでした。 珍味3種はどれも美味しかったですね。 地酒の日本酒(君が袖)と清里芋焼酎も飲みましたが、どちらも飲みやすかったです。 君が袖はやや甘口なので好きな方はいいかも。私は好きでした。

3日目 網走

最終日。時間に余裕をもって女満別空港で3時間待つか…という覚悟を決めていたんですが。 網走→女満別空港直行バスってちゃんと飛行機に合わせて設定されているんですよね。 それを知らずに3時間待ちの話をしたら、ホテルの人が「空港で3時間はキツイと思いますよ…」と教えてくれまして。 天気がよければ能取岬という、270度の海が広がる絶景を見に行きたかったんですが生憎最後まで天気には恵まれず。 結局は網走市内をぶらぶら+蟹クリームコロッケ食べることに。 さすが漁港、蟹クリームコロッケに蟹が入ってるよ!! 蟹キャンペーンをやってたタイミングでもあり、めちゃくちゃ美味しかったです。 網走では5月中旬くらいに蟹をまくお祭りもやってるみたいなので見にいけたら面白かったかもしれない。 最後までのんびりして北海道の翼・AIR DOで帰宅!お疲れ様でした! 見られなかった場所もありましたが、観光+名産飲み食いののんびり旅行で楽しかったです。 ちなみに網走・知床観光は6月か9月がいいそうですよ!(夏休みは混むから)